小松川閘門と超神ビビューン

東スポの古川さんから教えてもらった。

70年代中期の特撮ヒーローもの『超神ビビューン』のオープニングに、在りし日の小松川閘門が登場するというのだ。

小松川閘門と言ったら、荒川右岸のスーパー堤防に埋まってて、頭だけ出している水門である。見たことないひとは、水門が砂蒸し風呂に入っているところを想像してほしい。

これ。

大きな地図で見る

東スポの携帯サイトで、昔のテレビに関する人気コラムを書いている高木マニア堂さんという方が先日の水門の記事に反応されて、そういえば、小松川閘門が・・・という話をされていたそうだ。

まずは見てみて。

スタートから17秒と、ラストにもういちど出てくるのが小松川閘門らしい。たしかにあの特徴あるシルエットだ。しかも今は埋まっている下の部分まで、しっかり見えている(現存してない側のゲートだったりするかもしれないが)。

超神ビビューンは1976から77年にかけて放映されたらしい。わたしはもう中学生だったので残念ながら見てませんでした。でも当時ゴレンジャーは毎週欠かさず見てたような気がするので、中学生だから、というのはこれはまったく理由になってない。

小松川閘門の廃止がまさにその1976年だったようだ。廃止間近、あるいは廃止直後の閘門をロケに使ったということは十分に考えられる話。

それにしても、なぜ70年代特撮もののロケ地って、ああまでドボクマインドにあふれ返っているのか。

いや逆だ。ああいうドボクな風景を日々テレビで見て育ってしまったため、いまわたしたちがこういうことになってしまっているに違いない。

コメント

  1. kani より:

    わわ、気づかなかったなぁ!
    ビビューンのOPはかなり好きなのに。
    特撮ロケ地によってドボクマインドはそうかもしれないっすね。
    (いまだに特撮見る大きなお子様です)
    港湾地区のうちのほうも城南島などがロケ地になったりしますから。
    そういや、ポスターで話題の旧岩淵水門は
    平成仮面ライダーでよくロケ地になってますね。

  2. jsato より:

    kaniさん、
    平成仮面ライダーはどれも見たことないんですが、そんなに出るんなら見てみたいものです。でも旧岩淵はちょっとレトロっ気あり過ぎなので、もっと殺伐としたクールな水門の方がいいんじゃないですかね!

  3. kani より:

    殺伐クールな水門いいですねぇ。
    http://loca.ash.jp/
    ちなみにこちらで、どんな場所がロケ地かを調べている方がいます。
    ドボク系ロケ地やっぱり多いみたいですね。

  4. jsato より:

    > http://loca.ash.jp/
    > ちなみにこちらで、どんな場所がロケ地かを調べている方がいます。
    なるほど確かに旧岩淵水門が頻出してます。
    しかしこのリストは面白いですね。
    工場跡、砕石場跡、ダム・・・あと商店街が結構出るのが仮面ライダーシリーズっぽい。おお、首都圏外郭放水路庄和排水機場ってショッカーのアジトだったんだ!
    ドボク施設もそうだけど、三浦半島が頻出してるあたりが自分の行動範囲とかなり重なっており、自分が仮面ライダーと背中合わせで生きてきたことがわかりました。

タイトルとURLをコピーしました