ものが連鎖していく仕組みを作ること

Web上でものを作るという活動を突き詰めていくと、つまるところコラボレーションという形態でしか作品の存在価値がなくなっていくのだろう。勘のよくないわたしでもうすうすそれは感じていたが、スイスのcommunimage [Broken Link : http://www.communimage.ch/] というコラボサイトをうろうろしていたら、それがはっきりと見えてきた。作家性、みたいなものを強調した従来型の制作主体はもはや消滅する。いや、この言い方は正確ではない。作家の仕事がもの(デジタル画像を含めて、もの、と言っておく)を作ることから、ものが連鎖していく仕組みを作ることに、移行するということか。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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