
高知県立のいち動物公園のコツメカワウソ、2025年10月7日生まれの子たちです。下の写真に命名看板が写ってますが、めでたくお名前が決まったんですね。今回の撮影は2026年3月中旬です。

雨です。季節の変わり目の、乾燥した冬から春への、恵の雨です。
ところで、のいちズーに寄らせていただくのは何と何と、8年ぶり! 前回はユーラシアのミントが生まれてすぐの頃でしたっけ。
その後、残念ながらミントも母アカネも亡くなってしまい、ユーラシア組は父へレスがひとりがんばっています。

へレスです。すっかり味のあるジジうそになっておりますね。

ツメナシ組の現在の展示はゆるり。
以前ここで撮らせてもらった個体たち、もうみんな鬼籍に入ってしまいました。しみじみと8年の長さを感じます。いちいち過去記事リンク出すのも煩雑になるので出しません。いつも書いてますが、カワウソのライフスピードは人間の5倍。8年ブランクがあるってことは、人間に換算すれば今のわたしは・・・40年後に帰ってきた浦島太郎状態ってことだ。

ゆるりのアップ。ツメナシの表情の豊かさって、同じAonyx属のコツメの持つ小動物的なそれと違い、独特の、おおらかなコミカルさがあって、なかなかよいものです。これっておそらくアフリカのノリと思いたい。いいなあアフリカ。

そして放飼場のセンターを張っているのがコツメですが、2026年3月現在、午前中が与一、13:30〜15:30がセンティとこどもたち、という展示スケジュールになっておりました。というわけでひとり丸太を破壊する与一。
・・・

13:30になりました。それまでうとうとしてた与一はキーパーさんに大声で呼ばれて、あわててバックヤードに引っ込みます。

すぐに交代で6か月齢の4頭と母センティが出てきました。ぞろぞろぞろぞろ・・・

爆発的に成長する時期ですのでそりゃあもう、バリバリ食べますわな。さて個体識別ですが、小屋に入っている3頭がマメ、シオ、イチゴで、外にセンティと一緒にいるのがヨモギです、って全然識別になっとらんやん。
言い方を変えると、現時点ではヨモギの動きと顔の特徴が圧倒的で、他の3頭は識別あきらめました、ということです。おいおい。

ヨモギです。目力ありますね!

ヨモギは他の3頭より断然、水に入っている時間が長く、バリバリに泳いで水中からいきなりこの岩をよじ登って来ますよ。何やら天性の根性を感じます。

他の3頭が小屋のドンゴロスでゆるゆるまったりしている間も・・・

ヨモギはひとりでせっせと泳ぎ、こちらにアピールして来ます。実はヨモギ、ご覧の通り鼻の模様がはっきり出ているので、現時点で4頭のなかで最も識別しやすい個体ではあります。

これはおそらくマメとシオ。マメが白目がちでシオは顔が丸い、程度の低レベルな識別。違ってたらごめんね。

これはイチゴかなあ。顔がシュッとしてます。違ってたらごめんね。
毎週通えるようでないと、まだ全頭の識別は難しいですね。そのうちみんな特徴がはっきり出てくることでしょう。元気に大きくなれよ!

くつろぐセンティ。

でももちろん対空警戒はおこたりません。「ちょっとお隣さ〜ん!」

なんじゃ〜い。隣の爺さまが返事しているような一幕でした。
繰り返し言ってることですが、3種を同じ場所で比較して観察できる、のいちのカワウソ展示ってやっぱりすごいなあと。あらためて思った雨の日でありました。


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