人の手を噛んで褒められる犬

夏のゼミ展(Web展)開催中。学生たちはさまざまな態度、温度でそれぞれお店、いや展示ブースを開いている。誠意を持って日に何度も更新をするやつもいれば、何を言いたいのか、自分でもよくわかってないやつもいる。さらには差し出された手を思いっきりかじるようなことをしているやつも、いる。そういう年頃、と言ってしまえば簡単過ぎるのかもしれないが、この場合やはりそう言うしかないのだろうと思っている。誠意に対して必ずしも誠意が返ってくるとは限らないし、人の手を噛んで褒められる犬も、世の中にいないわけではない。人を喜ばせることができるやつは、喜ばせればいい。人を怒らせるやつは、平手打ちをくらうことを覚悟の上で、怒らせればいい。表現者が逃げも隠れもしない限り、表現は限りなく自由なのだ。「Air」は第27回。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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