2枚の鏡

2枚の鏡は、それが角度を付けて並べられたときは、2枚の鏡像を与えてくれる。2枚の鏡に映る自分は、それぞれひとりずつ、合計ふたり、いるように見える。

しかしその2枚が平行になった瞬間、鏡像は1枚になってしまう。1枚の鏡像が、分割されたものになるのだ。像の中身はといえば、ふたりいた自分が、一瞬のうちに重なり合い、ひとりになってしまっている。

ハードディスクの掃除をしていたら、去年と一昨年の日記のようなエッセイのようなお知らせのような、それらが一体化したデータがごそっと出てきた。書いては消して、という公開の仕方をしていたので、自分でも書いたことを忘れていたようなものもあり、また、なんだもうこのテーマに関してはちゃんと考えてまとめてあるじゃないか、というような発見もあり、自分で言うのも何だけどちょっとおもしろかったので、1枚のファイルにまとめ直してみた。中身はいじっているときりがないので、リンク切れや主張の矛盾みたいなものもぜーんぶそのまま、ファイルの連結だけして、サイトに上げ直した。左のタイトルリストの最古の「過去の・・・」ところにリンクを加えておいたので、どれ読んでやろうという奇特な方はどうぞ。

11月から、新宿ニコンサロンの隣のスペースで行われる、プロジェクションによるグループ展「Phos 7つの変調」に参加します。スケジュールが変則的なので、インフォサイトを参照してください。

→ Phos [Broken Link]

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
タイトルとURLをコピーしました