[ Fukuoka City Zoological Garden has just opened a new facility which called Asian tropical complex exhibit last week. In that facility, there is a new otter exhibit. One of the exhibit’s special feature is showing symbiotic relationship between Oriental small-clawed otter and Lion-tailed macaque. ]

お待たせしました!
福岡市動物園の新コツメカワウソ展示が完成し、10月30日から一般公開されています。公開2日目の様子をお届けします。

前からお読みくださっているみなさんはご存知のとおり、福岡市動物園では2011年の夏から仮の施設でコツメカワウソの展示を行っていました。過去記事はこちら ↓
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 福岡カワウソ・リラちゃんは人気もの
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 福岡カワウソ・リラちゃん本気!
それで、このたびいよいよ「アジア熱帯複合展示施設」が完成し、その一角にリラちゃんが入居しました。おめでとう!

これがリラちゃんの新居。はっきり言って豪邸。

リラちゃんいました!

もう水中トンネルにもすっかり慣れているようです。

うれしそうですね。

ひげもピンピン!

リラちゃ~ん!

こっち見た!
さて、この新施設ではいろいろと意欲的な展示が行われています。それで前にも書いたとおり、コツメカワウソもシシオザルとの共生展示になっています。

あ、さっそくシシオザルさんが!

リラちゃん、そんなところ(シシオザルエリアのど真ん中)にいて大丈夫?

シシオザルは基本的に木の上にいますが、えさ場は地上で、そこへはコツメが自由に出入りできるように作られています。

コツメエリアからシシオザルエリアへは水中トンネルを通らないと到達できないので、コツメだけの一方通行になるわけです。
シシオザルとのちょっとした緊張関係も、この展示の大きな目玉になっています。
・・・
さてさて、リラちゃんは新居ゲットと同時に、パートナーもゲットしました!

おーい、パートナー!!!

なかなか起きてこないんだよね

パートナーが出るまで、リラちゃん独占。

さっそく何かを破壊しているようです。

遅いなあ
・
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はい、出ました!
パートナーのムチムチくん(仮)です。
まだ正式な名前はないのですが、来園した時にかなり太りぎみだったようで、でっかいコツメが来た、という第一印象をキーパーさんたちに与えてしまった模様。というわけで、ムチムチとか大五郎とか呼ばれています。

んもう遅いじゃない! こちょこちょ ギャ~

あ、どうも。ムチムチ(仮)です。

まだ慣れないんですけど

ぼちぼちやりますんでよろしくたのんます

心配された相性も何ら問題なく、すっかり仲良しのふたりなのであった。
つづきます。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
