大阪でいまカワウソといえば、海遊館である。
その海遊館のポスターですが、あちこちで見かけた人も多いと思います。残念ながら東京では貼り出されません。まあ当然か。
大阪では「ツッコめないポスターを貼ってはいけない」という条例かなんかがあるらしいが、表現がなんでも直接的で素敵だ。「♪生エイ生サメ生タッチ!!」ってこのフレーズもいい。日頃、エイなんか特に触ってみたいと思ったこともないそこのあなたも、その気にさせる優れたキャッチコピー。
生エイ生サメはいいとして、それ以外にどんなものが登場しているか、よーく見てほしい。これが今の大阪における人気動物と言っていいだろう。
あれ?海遊館って水族館じゃなかったのか。何で水族館にカピバラが?などという素朴な疑問は、大阪では全く通用しないので覚悟しよう。
おおー、ついにアルパカまで入れたか海遊館は、と一瞬思ったら、アルパカは別施設だった。でもついでに見てね(お代は別)っていう抱き合わせ販売なのでそんなのは言い訳にもならない。
そしてカワウソ。
このポスターではちょっと引っ込んで見えるが(そういう色の動物なんだからしかたがない)、実は海遊館ではほとんどメインキャラに匹敵する扱いなのだ。なにしろ実質的な展示の一番はじめがコツメカワウソだからね。
メインはメインでも色もののメインだけど。
このカワウソの写真いまいちだな、と思ったのだが、よく見るとひじのところに生えているヒゲ(水中での流速検知用とか・・・ピトー管かw)がしっかり写っている良い写真だった。
別の「夜の海遊館」ポスターなんか、コツメカワウソそのものである。ああしまった。それ撮り忘れた。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
海遊館に行ったときカワウソを必死に撮ろうとしたけど
あんまりいいのが撮れませんでした。
せわしなく動くし暗いし…
どうやったらうまく取れるんですか?
このポスターの動物達はいいですね!
バカ面動物大集合って感じがします!
動物は邪念があるとうまく撮れませんね。
あと「バカ面」と言ってはいけませんよ。
正しくは「アホ面」です。