昨夜のジュンク堂池袋店のトークセッション、無事に終わった。満員御礼。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
それにしても、石川さんのドボク構造分析はたいへんにエキサイティングだった。「物語の除去」と「背後の事情」というキーフレーズで、実に明快に状況の腑分けをしていただいた。わたしが妙な理屈をこねるより、あとはぜんぶ石川さんにまかせ、いっそ楽になってしまいたいというような甘い誘惑に脳がメロメロになった。
ドボクに関しては今後、言語による文化コンテクストの枠を突破し、世界化してはどうか、というような目標設定は口から出まかせだったが、考えてみるとそれっていろんな問題が串刺しになっている。そんなことがほんとに可能なのか。今のところ考えられるアクションはかなり怪しいけど、試してみる価値ぐらいはあるだろう。
【追記1】
ドボサミ本のデザインがコールハース本の影響下にあることを、石川さんはちゃんと見抜いていた。さすが。
【追記2】
打ち上げで相当酔っぱらったあたりで、「廃墟はヤンキーである」という結論が出たような記憶がある。なるほどそうだったのか。
コメント
ドボサミ本番での議論内容を、1年後の視点で見ることができたと思いました。
「実践の思想」を大切にしたいです。
で、直筆サイン入りドボサミ本と戴いたMAU手拭い、無事に密輸してきたのですが、
ついでに寄った名古屋の書店でもすでに並んでました。エンドではなく土木コーナーで平積み。
これで安心です。
おお、そうでした。実践思想!