ドボ・フェア、今週から都内の有力書店あちこちでスタートして、今や満開一歩手前である。
出版局女子営業部隊の隊長から、今日の開花状況の報告があったのでご紹介しておこう。まずはおなじみジュンク堂。先日の新宿店に続いて、池袋店でもスタート。
なんとも手作り感あふれる、つつましやかなフェアで好感が持てるではないか。カラーボックスに手作りポップ。こういう家庭的なディスプレイだと、うっかり油断して買っちゃう人も多いに違いない。その調子でみんなもっともっと油断してほしい。
ただ、うしろの万国旗だけは、いらないのではないか。あるいは何かのおまじないなのか。
ジュンク堂池袋店では、今週土曜にトークセッションをやらせていただくのだが、それがあと2名様で満員だそうだ。まだ間に合うかも。急いで申し込んでね。
一方、こちらはブックファースト新宿店。あろうことか「新刊タワー」に並んでいる!
新刊タワーってのは、だいたい芥川賞とか直木賞とか、そういうとんでもないメジャーな本のためにあると聞いている。そんな大仰なところに『ドボク・サミット』だ。ほんとうに大丈夫なのか。ひとごとながら心配になった。
東京新宿の大書店のこんな場所に、自分の関係した本がこんなかたちで並ぶようになるとは、夢にも思わなかったよ。もしこれ以上を望むなら、あとは『ドボク・サミット』英語版がニューヨークの書店の新刊タワー(があるとして、だが)に並ぶしかないだろう。それはもう文化的に世界を征服したに等しい。ミシマ、とかムラカミ、とかそういうレベルだ。あとその先はノーベル賞しかない。ノーベルドボク賞か、上等じゃないか。
気がつくと世界征服まであと一歩、というところまで来ていたとは全く気がつかなかった。うかつだった。そろそろマスコミ対策を考えないとまずいな。
コメント
ひゃーすごいですね!!
池袋店ので「まあこんなもんだよね」と思わせて
新宿ドーン!!みたいな。
英語版、あとドイツ版も頑張って作って、
外国人の日本文化=萌系アニメみたいな変なイメージを
一新してください。
どうやら、そのあたりが最終目標かもしれません。
本日、入手しました。
そして、約2時間半で一気に読了(笑)
プレゼンや座談は、もちろん面白かったが、
「作り手」である私としては、STUDYに含蓄ある言葉が多く、
また時間をかけて読み込みたいと思いました。
アンケート結果の考察を見て、思わず笑った。
購入したのは、ジュンク堂仙台店(宮城県人です)なのですが、
売り場で探せず、店員さんに「ここです」と教えてもらったら、
「廃墟」の棚だったのです。
「買い手は廃墟マニアとラップしている」と見越した
店員の慧眼?に拍手。
さっそくありがとうございます。
ジュンク堂はお店ごとに対応がいろいろなところ、が大好きです。
本屋に行って頼んだ「ドボク・サミット」を引き取り読んでいます。(ちなみに土木施工基準等の文献の横にありました。)
さてその後、委員を委嘱された工学団体の会合に出たのですが、懇親会で、「今後技術遺産として新たな価値観に基づいた今後の工学教育につながるものの発掘」の話になり、A旗新聞の切り抜きと、この本の共著者Hさんが出、「この人以前私がおしえたんだよね」というある学校の先生。あわてて本を二度見しました。
そのうち著者の皆様のところにドボク以外の工学団体の関係者から講演依頼が来るかもしれません。
そういえば、名古屋高島屋の三省堂。
一棚ドボク本で埋められてます。
で、ドボサミ本ですが、唯一の店員さん手作りポップ付。
銀紙に文字をくり抜いて黒紙に貼るという手の入れ様。
「できれば行きたかった」
「ただ、好き・・・」
「DOBOK SUMMIT」
・・惜しい。
「ドゥボック」ですな。
でも「DOBOK」の方が、妙な重さがなくていいのかも。