
シンポジウムその1、無事終了。
50~60人ぐらいの方々にお集まりいただいた。わたしも無事に座布団運びを全うしました。みなさんどうもありがとう。
そういえばこのメンバーで、公の場でこういう話、しばらくしてなかったな。前は『Phos 7つの変調』というグループ展で、飯沢耕太郎さんや大西みつぐさん、土屋誠一さんをお招きして新宿ニコンプラザでやったのであった。あれっていつだっけ、という話になったので帰って調べてみたら、2004年のことだった。なんだ4年前か。すごい昔のような気もするし、つい最近のような気もする。いずれにせよ、この4年間でいろいろ変わったことは多い。
『Phos 7つの変調』で検索してみても、もう大したデータは残ってない。「やった」という事実だけが、むなしく痕跡となっているだけだ。
今日も、デジタル対アナログ、という話ではなくて、デジタルが現れてからいったい何が変わったのか、というところを見ようとしての場だったはずなんだけど、そこのところがなかなか伝わらない。
自分より年長の人たちは、「現在という場」に本当には降りてこようとしないし、自分より年下の人たちは、以前に何があったのか知ろうとせずに、場所を変えて同じことを繰り返そうとしているし。
橋を架けなければいけない場所が、ここにもあるんだよなあ。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
