前回の続き。油壺マリンパークの新しい展示、「かわうその森」を訪ねています。
そしてこれは残る1頭の、ゴマです。4才のオスですが、ずっとバックヤードにいた個体なので、まだ展示慣れしていないのだそう。こんな感じで展示場の隅でいじいじと、つまらなそうにしています。
4才だけあって、おとなの手ですね。しかも実に健康的な太さ!
ゴマはなかなかこっちを見てくれません。ずっとカメラを向けているのが気の毒な気がして、あまりびっくりさせないようにしてたつもりですが、ずっとそばにいるだけで十分に迷惑だったでしょう。なにしろアクリルを介しているとはいえ、目の前数センチのところに、ずっとわたしの目玉があったわけなので。
お昼のお食事タイム(12:30~)が終わった段階で、キーパーさんが寝室のドアを開け、自由に行き来できるようにしてくれます。いそいそと寝室に入ったな、と思ったら、ついにこっちを向きました!
うーん。誰かに似てますねw
口のωラインの感じ、頭の凹んでいるところ、まぶたのあたり・・・。そしてシャイな性格、この寝室から外をうかがう雰囲気までもがそっくり。
不安そう、というよりは、あの見慣れないやつをどう扱ってやろうか考え中、という表情です。まあしばらくそうやって出たり入ったりしてなさいね。
館の人たちが5人がかりで、ゴマのいるカワウソ舎の上に「よしず」を張っています。
この日はとても暑い日でした(毎日暑いですが)。「かわうその森」は南側にはぜんぜん高い木がないので、直射日光が容赦なく照りつけます。各カワウソ・コテージの展示部分は屋根がなく、吹き抜け。鳥害防止のためと思われる丈夫な金網が張ってあるのですが、それに大した遮光効果は期待できません。ということで急遽、浜茶屋仕様になりつつあるのでしょう。あるいは思いっきり日焼けしながらカワウソを見るお客さん対応、なのかもしれません。いずれにせよ、よしずがさっと出てくるあたりはさすが三浦半島ですな。
妙に立派な石碑。FRPの疑岩かな、と思ったらちゃんと自然石だった。
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さて、一回りしたのでまた大麦のところを見てみましょう。
ずっと変なところで寝ています。そこが一番涼しいのか、というとどうもそうでもないようです。気分的に落ち着ける場所なのかもしれません。
大麦の寝ている場所の上に見えるのが、プールに続くアクリルパイプの入口です。そこで寝ていることも多いそうです。
反対側に、「コツメ握手パイプ」のような仕掛があるのは何だろう?
お、やっと目を覚ましたようです。
まあ何とも不機嫌そうな顔w
90度超えの大あくび。このままくるっと裏返りそう。
撮影枚数が少なかった割には、お見せしたいものがまだあるので、あと1回続けます。
コメント
かわうその森 なんてステキ!
思い切りあくび こっちまでうつりそうw
あみさん、どうも!
オープンしたてでまだみんな居心地悪そうにしてましたが、早く慣れて関東地区のカワウソ拠点になってくれるといいなあ。