Vintage article series: Humdrum 19971020 – 19991231

●下の文(9/12付のアーティクル)を打ってケルンのホテルでアップしようとしたら、モデムの調子がおかしくなっていた。何だかんだやって結局断念。日本に帰ってきてこれを打っている。ドイツのホテルは内線電話がデジタル化されていることが多く、その場合単にモデムと変換プラグを持って行っただけではダメ。昔ながらの音響カプラがむしろ便利というので持っていった。そこまではよかったのだが●ベルリンのホテルの電話の横腹にデータポートというのが出ていて、結局それは使い物にならなかったのだけど、音響カプラを使う前に直接モデムをつないで試してみた。もちろんつなぐ前に回線チェッカーを入れて変な電圧がかかってないことを確認した後でのことである。しかしそのデータポートがうまく使えないので、ベルリンではずっと音響カプラを通してつないでいた。だからもしモデムが壊れたのなら、一度データポートにつないだことが後になってからじわじわ~っと悪影響を及ぼしたとしか考えられない。そんなことがあり得るのだろうか●というわけで後半(というより3分の2)は、Daysの売り物であるリアルタイム更新が出来ずじまい。これでは何のためにノートPCと接続小物一式(PC本体より重いんだこれがー)を持っていったのだかわからない。放っておけば破れアイコンが出まくってしまうし・・・仕方がないので知人宅でPCを借り、telnetで事務所のマシンにログインし、jsato.orgの表紙のDays自動更新スクリプトをとりあえず一時停止させた。何だか非常に情けなかった●で、今回、リアルな問題になったのが「時差」。Daysの自動更新は日本時間の午前3時に日が変わる、すなわち日付画像が変わる、ように設定してあった。しかし日本時間の午前3時は向こうでは午後8時。サマータイムなんで8時はまだまだ明るくて、外でうろうろしている時間である。つまり更新が間に合わない。破れアイコンが出る(笑)。そんなら日が変わるタイミングを遅くすればいいじゃないかとあるひとに言われた。まさにその通りなんである。もはや日本時間にこだわる必要はなくなっている、ということなのだった●ローカルタイムって、これからどんどん意味がなくなっていくのだろう。Daysも世界時間(協定世界時:UTC)で日付が変わるようにしようっと。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
