【2026.04.27 追記】黄色のダイカーとしての「コシキダイカー」Yellow-backed Duiker (Cephalophus sylvicultor) は、13枚目以降の写真をご覧ください。
[ Continuing report of Zoo Wuppertal. Pudu, Siberian ibex, Yellow-backed duiker, Kiang, Reindeer and Guanaco. ]

ヴッパータール動物園の2回目です。
今回は偶蹄目(一部奇蹄目)特集。地味でごめんね。

なんかかわいい。
この変な動物は何でしょう?

プーズー Pudu puda です。
チリ南部にいるシカ科最小の動物。はじめて見ました。マメジカの方がずっと小さいのではないか、と思ったらマメジカはマメジカ科なんだそうです。あらそうですか。

おっ!いきなり動き出した。

暗いところにいたので、シャッタースピード1/250まで下げてました。したがってプーズー様の想定外な動きに対処できてませんわたし。止めきれてないどころか、できそこないの流し撮りになってる。

逃げなくても大丈夫だよ~

ちょっと隠れて、すぐに出てきました。

申しわけ程度のツノが生えています。

戻るのか?

固まりましたw
右目はこっち見てますね。
この地味っぷりがたまらん!

地味といえばこちらも地味。

シベリアアイベックスです。石像かと思った。
ツノの立派なオスが岩の上に上がってくれたりすると、一挙に派手になると思いますが。

そして、次はこれ。

いい地味、出してます。

おお、寄ってくるか~

実はこの動物、正面から撮ると特徴が見えません。

コシキダイカー Cephalophus silvicultor 。
「コシキ」って何だよと思いますが、腰が黄色いからコシキです。要するにキイロのダイカーですが、残念ながら黄色いのは腰だけで、真黄色ではないのでアカダイカーやアオダイカーと戦隊ものは組めません。

ちゃんと横から撮りましたよ。たしかに背中に黄色い毛があります。写真のもやもやはフェンスです。邪魔です。

ダイカー属はいっぱいいるのですが、このコシキダイカーが最大の大きさだそうです。ダイカー属各種のフィギュアがあったら、ずらっと並べて比較して楽しい時間が過せそうです。でもおそらくダイカーのフィギュアは存在しないと思う。

ちょっとだけ奇蹄へ。キャンです。チベットノロバ。

楽しそうにしてますね!

キャン!

ふたたび偶蹄目。トナカイと母子。

グアナコが通るよ~
つづきます。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
