
越前松島水族館のコツメカワウソ、ラズリーとユズ。小さい方がラズリーと聞いたのですがこの写真じゃどっちがどっちかわからんな。左かな。仲よくお気に入りの塩ビ管で遊んでます。
この塩ビ管のおもちゃ、いい気になって水槽に持ち込んで遊んでいると、そのうちにうっかり落っことしたりする(笑)。

こんな感じで、底に沈んでいるのを潜って取ってくるわけね。前回書いた通り、水中メガネなしでも目はバッチリ見えてるようです。そしてまた、飽きずに塩ビ管を持ってプカプカ浮いている。

まあこんな透明な水の中であれば、目を使えばいのだけど、たとえ濁った水であっても、口の回りや目の上のヒゲ(触毛)が、水流の動きを検知するために機能します。魚の動きによって発生する水流の変化を、このいっぱい生えたヒゲで知るのだそうな。
ところでヒゲが生えているのは顔だけではない。よーく見てください。
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ひじのところにも1本、ぴょこーんとヒゲが生えているのわかりますか?これもまたちゃんとした触毛というから驚き。何でまたこんな不思議なところにヒゲが?
口で魚を捉えるユーラシアカワウソと違って、コツメカワウソは手を使って獲物を捕まえる。コツメの手は爪が退化していて、水かきも部分的。そのためやたらと手先が器用。つまり、手で獲物を捕まえるときに、ひじの触毛がセンサーになっているということなのだ。こういうローカルな器官の発達ってすごいよね。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
一瞬、タバコ吸ってるのかと思いましたw
まだ1才なので、タバコはダメです。