
住吉水門
佃島の舟溜まりの出入り口にある小さな水門。舟溜まりだと思うと実はちゃんとした川で、佃川支川という名前がある。本体の佃川が埋め立てられてしまったので、佃川支川は袋小路になってしまったのだそうだ。
小さい水門もいいなあ、と思う。
躯体がコンクリじゃなくて鉄骨の櫓みたいなスカスカな構造で、ゲートがむき出しである。まさにスケルトン水門。そんなことはないと思うが横から水漏れしそうで心配だ。それと小さいくせにライトやらスピーカーやら標識灯やら、いろんなパーツをいっちょまえに身に付けている。そんなところが何ともけなげというか、かわいい。
でも色がダメだ。これじゃ周囲の風景に埋もれてしまうではないか。前の方が絶対いいよ。前はこんな感じだった。

何だか理不尽にすべての水門のゲートを真っ赤にしろ!と言っている狼藉者みたいに思われてるかもしれないが、決してそんなことはない。赤が似合うやつとそうでないやつはちゃんと区別しているつもり。いっそのこと、スイモンティみたいに現実の水門も「カラー人気投票」やればいいのに。
あ、小林さんから「通航標識バッジ」ができたとメールが来ました。
うわ、本当に作ったんだ、という気が一瞬したけど、とにかく楽しみだ。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
うわっ、懐かしい!
月島のりっこう(変換しやがらねえ)も。
ちなみにスイモンティはバーガンディにしました。
あれ、そういえばgnarbsさんあの辺にお住まいだったでしたね。
この機会に、ぜひ陸閘は辞書登録しておきましょう!