デジタル一眼レフ(α7digital)のテスト撮影に出かける。年末に買ったのはいいが、時間が取れなくて2か月以上、ほぼ寝かせてたものだ。第一に一眼レフなんて使うのは10年ぶりのことで、まずその大きさとシャッター音に辟易してしまう。この大仰さ、一枚撮るごとにほとんど祭りだよね。何ともハズカシい感じがする。あのさあ、そもそも何でデジタルなのにペンタプリズムとかミラーとか、必要なわけ?だいたい考え方がフィルムベースに・・・・(この根本的な疑問は長くなるので、今日はやめときまっす)。第二の問題点。色の感じがどうも気に入らない。全体的に黄色味が勝っているような、中間色重視コンプレックスの何とも抜けの悪いトーン(昔、フジのDS300がこれ系の色で、苦労したもんだ)。これ、補正で直せばいい、という問題ではないと思う。どうして安いコンパクト=鮮やかな色、高い一眼レフ=地味な色、っていうチューニングになっちゃうの?デフォルトの設定はそれでいいとしても、もっと色に関してはユーザ設定の幅を広げてほしいもんだ。フィルムの時はベルビアしか使わないわたしには泣きたくなるような色しか出ないぞ、とだけ書いておく。まだいろいろ調教の余地があると信じて、今日のところはぶーたれてないで寝ようっと。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
