Vintage article series: jsato.org | talk 20040315 – 20041027
空から人がばらばら降ってくる夢を見た。
誰かと話しながら街を歩いていると、10メートルほど先に背広姿の男が落ちてきて、体がぐにゃりと曲がって動かなくなる。顔は見えない。驚いているとあっちにもこっちにも、次々と落ちてくる。最初、ビルから飛び降りたのかと思ったが、身をかばいながら空を見上げたところ、男たちはどこかから生身の編隊飛行でやってきて、ちょうどわたしの頭上付近で地上に落下することになっているらしい。困ったことになったなあと思ったら簡単に目が覚めてしまった。もう少し事の次第を見届けたかった。
深層心理はわたしの意識にいったい何を伝えようとしたんだ?

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
