脆弱の上で踊った

Vintage article series: aperitif 20020103 – 20021205

夏のゼミ展(Web展)が終了。最後にじっくりと付き合うつもりでいたら、何とプロバイダがトラブって接続ができなくなった。最初は家のルータが壊れたと思い、いろいろいじくっていたら日が変わってしまった。急遽PHSからつないで展示の終了を見届ける。ついでに某掲示板に寄ったらプロバイダ側のダウンであることが判明。一気に脱力した。この1週間、Webで突っ走れーなどと吠えてきたが、考えてみればわれわれが安心しきってデータを流通させているこの回路は、結構、脆弱なものなのだ。それを忘れてはならない。だからといって、メディアの歴史を逆回転させることはもちろんできない。立っている地盤が脆弱であろうが何だろうが、とにかく今のわれわれは走り続けねばならないのである。「Air」第32回。

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