北海道シリーズ、続けます。
ちょっといままでに見たことないタイプの登場だ。
馬追運河水門。
写真をクリックすると、Panoramio上のわたしの写真に飛びます。
上の写真をクリック→Panoramioでもう一度クリックすると大きくなるます。
躯体はボロボロなんだけど、後で乗せたと思われる上屋がえらく凝った形状をしている。サイディング張りのエッジの立った小屋と、それをつなぐ半円筒形のスモークガラスの温室。この上屋だけはだまされたと思ってぜひ、大きくして見てみて!と思ったけどみなさん忙しいだろうから部分拡大しておきました。
何とこの温室の部分は、単なる通路である。って言ったら身も蓋もないか。まあ一体型の上屋の中央部は動力伝達軸と配線しか通ってないと思うので、通路みたいなものであろう。しかしこのように盛大に透けて見えると、まるで何もないように見えるではないか。背の高い機器類は両脇の小屋の部分に押し込んであるのだろうか。
いや、そんなことはどうでもいい。それよりここに入ってみたい、と思った。いったいどんな空間なのか想像するだけでドキドキする。いっそここで一晩過してみたい。でも夏とか冬はイヤだ。
入口の庇もやたらと立派。こういう髪形、最近はすっかり見なくなりましたね。でもここまで自己主張が強いと、税金の無駄遣いじゃないかとかなんとか物言いがつきそうで、ちょっと心配である。
とにかく全体的に終っちゃった感100パーセントで、すでに躯体が崩落しはじめていているのだ。頭上注意とか呼びかけてる場合じゃないでしょ、なんとかしてよ!(と突っ込むだけなら誰でもできる)でもやっぱりこんな看板作る予算があるなら、応急補修ぐらいできるのではないか、と思うほどの立派な看板だ。
このボロさだと早晩の改築は免れないものと思うが、その時にはこのゴージャスなんだかやっちゃった系なんだかよくわからない、正面から見るとバルタン星人っぽい不思議な上屋も、もっとな簡素なものに置き換えられてしまうことだろう。
何だ、よく見りゃ自分と2歳違いじゃないか。しかし親近感が湧くというよりは、ひょっとするとわたしもも同じ程度にボロくなってるのではないか、と思って情けなくなった。
竣功、が漢字で書けるキミが好きだ。
コメント
えらくプリティな水門ですねぇ。ぜひ生でみたい!
あのー、たぶん行くと(行かないと思いますが)がっかりしますよ。
本物はもっともっと残念な感じなんです。ぐすん。