『図書新聞』6月6日号に、黒川類さんが『ドボク・サミット』の書評「ドボクマニアたちがさまざまな建築物を徹底的に鑑賞――土木(ドボク)の行き先は奈辺にあるのだろうか」を書いてくれている。図書新聞、って図書委員会が出している学校新聞みたいな名前だけどそんなんじゃないよ。なんと書評専門の新聞だ。編集者とか読書家とか文士とか文豪とか、そういう本のプロの人たちがみんな読んでる業界紙である。えらそうに言ってるけど、実はわたしも知らなかった。いずれにせよそういう場で本気でとりあげていただいて、実にありがたいことである。
話は変わる。
ムサビ出版局編集者のハムコさん情報によると、先日、某刑務所内からドボサミ本の発注があったらしい。ちょっとびっくり。びっくりポイントは次のふたつ。
(1) 刑務所の中から本を発注できる!
(2) 発注元の情報が版元まで伝わる場合がある!
世の中、まだまだ知らんことがいっぱいあるな、と思った。