谷在家の斜塔

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電力鉄塔系はドボクなので、これもドボクだろうか。建築の付属品だけど建築からは明らかにはみ出している。少なくとも建築家がこのビルと同時に作ったものではないと思う。

最初、屋上のタワーの脚部が曲がって、ぐにゃっと倒れそうになっているのかと思った。しかしよく見るとそうではない。タワーに取り付けられた携帯基地局とおぼしきアンテナは、しっかりと垂直である。しかも、タワーにはちゃんとステーが取られている。

アンテナの位置が、どうしてもここに必要だったのだ。しかしアンテナを中心にした十分な強度のあるタワーを建てるには、その位置は端に寄りすぎていた。仕方ないので、斜塔にしてしまった・・・とかそういう経緯か。

それにしても、思い切った構造である。
見れば見るほど、コケそうになる。

「日暮里舎人ライナー」の谷在家~舎人公園、左側に見える。見たいひとは先頭部の鉄ちゃんシートでしっかり観察してほしい。

コメント

  1. クロスケ より:

    もしかすると・・・元々は、この看板だったのかな?
    http://ryus.s21.xrea.com/topic/topic1/topic01.jpg

  2. jsato より:

    あ、もともと斜めの看板で、骨だけ残ったってことですか。人騒がせな看板だなあ。

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