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今日も巨大重機ですまない。
作り置きのカレーを毎日食べているような、ちょっとせつない心境になってきた。でもこの巨大重機群、一度に全部見せたら、どれが何だかぜんぜん区別がつかないでしょ。だから小分けにして、少しずつ目が慣れるように読者のみなさんを正しく導いているのだ。でもやっぱりカレーだけじゃなくて、福神漬けかラッキョウ、それとサラダなんかも欲しい。
そうそう。カレーといえば、うちの大学の学食の名物って何だと思います?
答え「カレーとハヤシの合い盛り」
・・・
さて、今日のジャーマン・メガマシーンはこれ。
Zweiteiliger Absetzer A2s2240
1958年 Förderanlagenbau Köthen 人民公社製
6~8人乗り
重量1980t
高さ30m
長さ125m
少しずつ新しく、少しずつ大きくなってきたね。いいよいいよー。
例によって間取りの気になる黒い後部キャビンだが、かなり広々としている。実はこのA2s2240は中に入れるようになっていて、入ってみた。別に100畳敷きの宴会場があったりするわけもなく、生活感あふれる居住区画とかがあるわけじゃなく、何というか鉄骨と機械が普通に入り組んだ、ごく当たり前な空間でした。
じゃあ何でこんなキャビンにしてるのだろう。やっぱり東ドイツの冬は、とてつもなく寒いからなのか。こうでもしないと、石炭の露天掘りなんてやってらんねー!というような気持ちは何となくわかる。
基本的に、これらの巨大重機って、いわゆる建機としての重機ではなくて、言うならば工場が工場の建物ごと動き回れるようになっているようなもの、と考えてもらうと現実にマッチしてリアルだ。
さて全長500メートル超えのF60ほどじゃないにしても、A2s2240は125メートルもあってかなり長い。長いものには巻かれる性格が災いしたのかどうか知らんが、ちゃんと全景が撮れていなかった。これじゃあ全体像がつかめないぞ。完全に被写体に負けてるよ。>自分
人間としてちっぽけなわたしと巨大重機、であった。
つづく

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。



コメント
コイツはカッコいい! 漢のマシーンって感じですね。
よっぽど広角じゃないと前傾はきついっすねぇ。
カレーとハヤシの合い盛りがやけに美味そうに感じます(笑)
もう漢すぎて大変ですw。
ほとんど女人禁制のガテン系ブログか。
学食の合い盛り、機会があればぜひお試しください。
わたしも最近知って試しましたが、ご飯が足りなくなりました。