ダ・ヴィンチ 2008年 01月号 [雑誌]
「ブック・オブ・ザ・イヤー2007」の中の、「ステキな装丁にひとめ惚れ!」というところでアーティストのタカノ綾さんが『恋する水門』(の表紙)をほめてくれています。34ページ。タカノさんありがとう!
実は『恋する水門』はかなりの突貫工事で作ったため、中身はまだ直したいところがいっぱい残っています。しかし表紙だけは全く問題なく、完成しています。あの赤い水門(旧岩淵水門)の写真も、デザイナーの甲賀美佐子さんが選んでくれたもの。タイトルが『恋する・・』に決まった時に、恋なら真っ赤でしょう、ということであの写真をセレクトされたのだったかな。恋→鯉という連想で池の鯉みたいな色調のあの写真になった、なんてことはないよね(笑)。とにかく甲賀さんのデザインのおかげで、書店でも妙に存在感のある不思議なテイストの表紙になったということです。
自分では絶対にあの写真を表紙にする、というアイデアは出なかったと思うので、そういう点でも人に自分の作品を委ねてしまうのって面白かったりする。ちょっと前まで自分で全部やった方がいい、と思ってたんだけどね。