Vintage article series: aperitif 20020103 – 20021205
日本カメラ8月号に、谷口雅氏がAirについて書いている。氏の推測に反して、Airは案外長く続くかもしれない。この「かもしれない」がまさにWeb的たる所以なのかもしれない。
夏のゼミ展(Web展)開催中。ゼミ展に関していろいろな反応を直接、間接にもらっている。なかでもこのスタイルになじみのない方面からは、否定的な声も聞こえてきたりして、学生達がショック(笑)を受けていたりしているようだ。そういう反応をする人たちに対しては、Web exhibitionというイベントは、完成したデータを見てもらうものではないんだよ、と言っておきたい。完成に至るプロセス、あるいは完成という段階を最終目標としない、いわば「経過そのもの」を見てもらう、のがWeb展だ。おそらく展覧会という名称はふさわしくないのだろう。むしろアトリエ公開とか、公開制作とか言ってしまえば、あらぬ誤解が起きにくかろうという気もしている。「Air」は第26回。

