国土地理院の『地図一覧図』。
1:25,000地形図の持ってるところを黄色に塗って使い続け、気がつきゃ同じ一覧図を11年使ってた。これもうほんとにボロボロ。
こんなふうに穴が空いたり、図の名前が変わってたり(空港ができたりとか)するので、いよいよ替えなきゃまずいな。でももういちど黄色に塗るのはとっても面倒である。
こんなふうにわざわざ塗ってるのは自己満足のため、というよりは、同じ地図を2枚買わないための原始的な工夫だ。それでもやっぱり何枚か同じ地図(しかも同じ版の)を買ってしまってる。
*ちなみにこの図の最新のデータはここで手に入りますよ。
http://www.jmc.or.jp/map/ichiran/ura/ura.html
日常的にはGoogleマップなどでほとんどの用事は事足りるが、撮影に出る時はやはり昔ながらの地形図が便利だと思う・・・なんて言ってんのもあと数年かもしれん。携帯でオンラインマップ見れば、フィールドにいても同じことだからね。GPS(いまだに買ってないですよ)を買った時がそのタイミングだろうとは思ってる。ずっと前から。
でも、地図を大きく広げたとき、あるいはそれを何枚かつなげた時に得られる広大なミニチュア的視野は、これはちょっと捨てがたいもんだ。小さな液晶画面をちょこちょことスクロールするのとは全く違う空間が、目の前にばーんと現れる。殿様な気分。
もうずいぶん前、撮影中に立ち寄ったウナギ屋の座敷で、北上川の地図を宮城岩手県境から河口まで並べてみたことがある。ちょうど上の写真で、折り目がすり切れた部分ね。なんだかうれしくなって思わず並んだ地図の上でごろんごろんしてみたり。うーん。あれは「北上川ひとりじめ感覚」だった。
同じこと(ごろんごろん)を淀川と信濃川でやったことがある。単なる地図フェチなのかもしれない。
コメント
地図フェチよりもむしろ「ガリバー願望」かもしれませぬよ。
ガリバー萌えはないっす。
あ、自分がガリバーか。無意識ガリバー。