
久々の真冬のカエデさん2日目。盛岡市動物公園、2026年2月中旬の撮影です。この日は盛岡市街地で最低-3℃、最高はなんと10℃超えだったので消雪が進むかと思ってたのですが、何しろ動物園は山の中にあるので、まあまあの雪景色が維持されています。

ちょっと陽が差してきました。でも積雪は少しずつ減っているので、カエデさんも前肢を使った通常歩行モードでの移動が多かった。

おっと今ごろ朝食かい。

朝シャワーかよ!

いつもドジョウを届けてくださる大物カエデファンの方とお話ししていて、若い頃のカエデちゃんは胸板が厚くて何というかムキムキだった、というご指摘があり、そういえばそうだったなと思って思いっきり若い頃の写真を見返してみました。
確かに14年前のカエデさん、はち切れそうなぷりっぷりボディでした。体毛の色については毎回書いているので繰り返しませんが、まあとにかく若かったですとしか言いようがないです。

時の流れには逆らえませんが、もちろん今でもステキです。

せっかく敷いてもらったので藁のあるところでくつろぎます。この場所は日当たりも良いです。

でも今日はちょっと暑いかな。

いやいや、そんなところでくつろがれると見てるこちらは寒いです。

それにしても実にしっかりと、氷水に漬かってますよね。

実はカエデさん、右前肢の動きがスムーズでなく、昨日は確かにちょっと心配な、不規則な動きが見られましたが・・・

今日は問題を感じる動きがなく、普通に前肢で歩いています。思うに1月からしばらくの間、積雪が十分にあった時には前肢をあまり使わずに胸で滑るようにして歩行していたわけです。ここ数日、積雪が固くなり岩なども露出してくると、また前肢を使う必要があるわけで、要するにその切り替えがスムーズでなかったのではないかしらん・・・というような軽いレベルの症状であればよいのですが。

季節の変わり目、どうかご自愛ください。

午後はずっと活発に営業されてました。ピューマ方面の大層な人出が気になったり。

そういえばリニューアル後に真冬に来たことなかったので今まで気づきませんでしたが、プールに水のないこの時期は、カエデさんがこの場所に来てくれると「どアップポートレート」が誰でも撮り放題なんですね。

実にいい表情してくれました!
[わたしの近況]最近、ついに瞳検出AFができるカメラに替えてめちゃくちゃ楽させてもらってるのですが、カエデさんの場合目が細すぎて瞳が認識されず、鼻にピントを持っていかれることがよくあります。次回のファームアップデートでは、設定オプションで「目が線」でも検出できるようにしてもらいたいものです。あ、そうじゃなくて顔検出の人物登録でできるかもしれんなあ。人物登録って動物にも効くのかな。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

