
多摩動物公園のコツメカワウソ、ゴンタくんとカワさんのお子です。10月21日に生まれたよ。
実は出産のわずか5日前にも行ってたのだけど、まーったく気がつきませんでした。動物の妊娠ってほんとわかりにくいぞ。
千葉のお子たちより2か月ほど若いのだけど、おっかなびっくり水にも入ってる。それでずっと見てたら、おお!もう泳げるじゃないか。すごいぞ、きみたち。
何でも千葉と比べるのもよくないとは思うけど、千葉のポンタ&チイコがわりと神経質に子育てしているのに対し、ゴンタ&カワはすごく放任な感じ。なにしろ父親のルックスが対照的で面白い。ポンタは優男だけど、ゴンタは「親方」っぽいオヤジな雰囲気。小林亜星みたいな。だからというわけでもないとは思うが、ゴンタんちは何かと豪快で、こまけえこたあいいんだ的な子育てになっちゃっているのかもしれない。
ところで、わたしはカワウソのおトイレの様子が、とっても好きなのである。
匂い付けの意味もあるらしく、カワウソはうんこもおしっこも決まった場所にするんだけど、ゴンタんちのトイレは、こともあろうに寝室に出入りするドアの真ん前だ。出したものを自分たちで踏んじゃったりすると思うのだけど、そういう細かいことは気にしない。
このようにしっぽを高々と上げて、口も大きく開き「ファイヤー!」という感じで排便する。まずはゴンタが見本を見せているの図。

そんな父ちゃんの様子を、子どもはしっかりと見てますね。
そして、次はお子がマネしてファイヤー!

この完コピっぷり、実に見事だ。
ゴンタオヤジがくんくん内容をチェックしてる。でもそれ、量的に考えるとほとんどが自分のものじゃないのか。いいのか、自分のをくんくんしてて。
この後、お母さんともう一ぴきのお子も、仲よくおんなじ場所に、しておりました。
ほんとは様子をもっと細かく描写したかったのだけど。でもこういう話題って、ディテールを極めると何かスカトロ趣味みたいになってしまいそうで、表現が難しい。で、何となく自主規制ぎみになってしまってる。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
