『図書新聞』6月6日号に、黒川類さんが『ドボク・サミット』の書評「ドボクマニアたちがさまざまな建築物を徹底的に鑑賞――土木(ドボク)の行き先は奈辺にあるのだろうか」を書いてくれている。図書新聞、って図書委員会が出している学校新聞みたいな名前だけどそんなんじゃないよ。なんと書評専門の新聞だ。編集者とか読書家とか文士とか文豪とか、そういう本のプロの人たちがみんな読んでる業界紙である。えらそうに言ってるけど、実はわたしも知らなかった。いずれにせよそういう場で本気でとりあげていただいて、実にありがたいことである。

話は変わる。
ムサビ出版局編集者のハムコさん情報によると、先日、某刑務所内からドボサミ本の発注があったらしい。ちょっとびっくり。びっくりポイントは次のふたつ。
(1) 刑務所の中から本を発注できる!
(2) 発注元の情報が版元まで伝わる場合がある!
世の中、まだまだ知らんことがいっぱいあるな、と思った。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
